A.「森のほいくえん」では、以下のように考えています。
「自由保育」とは、一般に子どもの意志に基づき、自発的、主体的な活動を促す保育のことです。放任とは異なり、子どもと保育者が信頼し合えてこそできる保育です。自発性を引き出す適切な助言、自主的な活動ができるような保育環境の構成等が重要になります。また、「設定保育」とは、保育者がプログラムの中心となり、意図やねらいを明確にし、クラス全体が’一定の課題に取り組む保育のことです。家庭や自由保育では経験できない、集団ならではの貴重な体験を子どもに提供する保育です。この際、保育者は子どもの興味の方向や発達段階をよく理解する必要があります。
「千僧 森のほいくえん」では、これが「自由保育」、あれが「設定保育」と区別することなく、子どもの興味・関心と主体性を中心に、「今」子どもにとって何が最も必要な経験なのか、「今」何が最も適切な環境なのかを常に考えながら、日々のプログラムを構成し、保育を行ないます。